長年夢見た防振双眼鏡を買ってみた。

ジャニオタ歴もだいぶ長くなりました。

ジャニーズだけでなく色々なライブ舞台を行くようにもなりました。

 

私がライブや舞台に必ず持っていくもの、双眼鏡です。

生の一瞬一瞬を逃すことなく余すことなく見るために力を貸してくれる存在です。

 

そんな双眼鏡と共にいて、行くライブがドームやスタジアム規模になってくると一度は耳に入ってくるシロモノ。

”防振双眼鏡”

このたび私はそれに手を伸ばし、とうとう購入いたしました。

高くて、気軽に買うことのできない値段であること、また実際の現場で実際使用してみる機会はなかなかないこと、それらは買うことをためらう要素の一つだとおもいますし、実際私もそれで悩み、試す機会はありませんでしたが今回購入に踏み切りました。

 

あくまで一個人の感想であること。

購入からの現場はそんなに多くないこと。

買ってみて、使ってみて、それでの感想文になります。

購入に足踏みしている方へ、買ってみた一人はこんな感想だよっていうのをゆるっと書き留めておきます。

 

以前使っていたもの

PENTAX 双眼鏡 タンクローR ポロプリズム・センターフォーカス式 8倍21mm有効径 8×21UCF R 62209 ペンタックス

の10×21になります。(あまぞんさんで買いました。古い型カモ?細かいスペックわかりません。当時6000円しないくらいだった気がします。)

 

安くて軽くてずっと愛用しておりました。ドーム内でこちらで慣れており基本的にこれでも困ったなぁとは感じたことはありません。(まぁある程度は肉眼で見ますしスクリーンも見ますしね。)手ブレはもう自分の脇をしめてこらえるしかなかったのは確かですが。また、この子にはある程度のラインで限界があることはわかっていました。

あとは私のライブの楽しみ方にもあると思いますが、私は自担を終始追いかける派ではなく全体を見ながらここぞという時に双眼鏡を使用するタイプでした。

一緒に入る友人とライブの空気感を感じながら盛り上がるのも楽しかったので、だからこそ特に問題なかったのです。

 

 

それが過去形になってしまったということを、ここでお伝えしておきますね。

 

 

 

今回購入した双眼鏡

Canon 双眼鏡 12×36 IS Ⅲ BINO12X36IS3です。

おもな特徴※1

  • 幅広い周波数の揺れに対応、すばやく起動する最新の光学式手ブレ補正機構搭載。
  • 連続約9時間の手ブレ補正を実現。
  • フレアやゴーストを防ぐスーパースペクトラコーティング。
  • ホールディング性に優れた曲面デザイン。
  • ダブレットフィールドフラットナーレンズ採用。
  • 最短合焦距離6m。

 

これだけ見ても私は正直あんまりわかりません。

わかるのは最後の最短合焦距離6mくらいです。その距離まで来たらさすがに肉眼でみます。

 

重量 : 660g(電池のぞく)です。

正直、重たいです。長時間持って見るのも首にかけておくのもなかなかに負担がかかります。これを持っての初めてのドームライブ後腕が筋肉痛首が凝り固まってました。

購入前は「まぁ大丈夫だろう」なんて軽い気持ちで、手にしたときも「意外といけるんじゃないか」と思いましたが、私が使っていた時間の関係もあるかもしれませんが重たいです。重たかったです。また大きいです。ついてくるソフトケースに入れて持ち運びますが、ペットボトル2本分を並べて持ち歩くくらいの幅をとると思ったほうが良いかと思います(若干大げさな表現をしております、しかし自分のツアバなどにペットボトル2本入れて見たりしてください。)
荷物多い私としてはなかなかな存在感です。


以上が私が感じたマイナス点です。
まぁ購入前からの口コミなんかで読んでいたので想定内でした。

 

他にも口コミやブログなんか読んで10倍にするか12倍にするか悩みましたが明るさとか本体の重さとか、それらは正直両方を並べて使い比べたり持ち歩き比べたりしてないんでわかりません。私は持っていた双眼鏡が10倍だったから12倍にした次第です。


さて、ここからがイイトコロ、お勧めしたいところという名の私の感想です。

 

まず第一印象。
「あんま変わらなくない?」

 

ホント、この時の自分殴りたい。
でもちょっと、ほんのちょっと使っただけではわからないんです。
開演前の会場で使用して距離感にピントを合わせておくなんてよくやると思いますが。
使用初座席は東京ドーム下段スタンド5列目でした。アリーナのスタッフさんの看板なんかを追いかけてみたりなんかしてみたけどいまいちわからない。
「これは先走ったかなー」とほんの少し思ったくらいでした。

開演して、センターステージを覗きましてまぁびっくり。

「よくみえる」

ホントに良く見えるんです。確かに座席の位置もあると思いますがホントに見やすいんです。目線から指先、社会の窓まではっきりと。また移動の多く早く動く彼らを見始めたら、なお感動。
口コミにあった、『映像を見ているみたい』まさにそれ。
自分だけのスクリーンを見ているようなのです。
手ブレがないってすごい!!!!自分の見たいところを自分がカメラマンになったつもりで追っている感じです。
距離だとは思いますが、サイドステージに来れば(距離推定20m~30m程度)汗も見える、服の素材もわかる。センターステージでも口の動きでなんて言ったかも見えたりだとか・・・。

バクステ正面スタンドの20~30列での席からは、センターステージに設置されてる彼ら用のモニターに映し出されている歌詞がはっきりと見えます。
メンバー同士の添えられている手の動きや、歌っている間のアイコンタクトなどしっかりみえるのです。

自担を追う為に使用するにはめっちゃよいです。見えるから、ずっと双眼鏡覗いてしまいます。

 

 以前は限界だったんです。限界の部分は諦めて会場全体を眺めたりスクリーンを眺めたり。それが限界じゃなくなってしまって、しかもよく見えている…!会場自体の揺れなんか物ともしない見えやすさ!!

双眼鏡を手放せない!!!

 

ライブ中…ほんとにずっと手放さず見てます…有益な感想なんてかけません。だって一言「よくみえる」のですから。

防振にするにはボタンを押していなければならないというところは若干やりづらく感じる人もいるのかもしれませんが、全然わたしは気になりません。

 

自担の一挙一動、指先、汗、視線、下着のゴム、ピアスに至るまで終始追いたい方は絶対にこれを買って損はないです。

「自分の見たいところを自分のみたいだけ見ていられる」

これがこの双眼鏡のもっともよいところだと思います。

 

 

・・・続く。

 

 

ドームの二階席での使用がまだなのですが、早速二階席で使うタイミングが来そうなのでまた感想を書き留めていけたらと思います。この記事の完成はもう少し時間が必要ですが思うままに自分の感想を書いていきたいと思います。

 あくまで一個人の感想文です。しかしこの感動は誰かに伝えたい(笑

ずっと迷って買うことのできなかったジャニオタの、ライブの楽しみががらっと変わったという代物だったと、そこだけはお伝えしたい次第です。 (2017.1.8)

 

※1 公式サイトさんより。

http://cweb.canon.jp/binoculars/lineup/12x36is3/